一休み
思いもかけず私にとってのカリスマブログ、Bewaad Institute @Kasumigaseki*1にお取り上げいただき、正直ビビッております。国相手に本人訴訟を起こした人の気持ちを(何万分の一かですが)感じている次第です。 さて、ここのところ長文のエントリーを書きすぎて、息切れしてしまいました。今日はちょいと一休みします。...
View Article私のアンテナから
上のエントリーで、Bewaad Institute @Kasumigasekiを「敬愛するブログ」と書きましたが、ほかにも拝見しては刺激を受けたりほのぼのしたりしているブログがあります。...
View Article人権委員会が収集した資料の閲覧謄写(人権擁護法案検討メモ―番外編その4)
<はじめに> 前回(人権擁護法案検討メモ―番外編その3)では、男女雇用機会均等法の運用状況から、人権擁護法案に基づく人権委員会が調停を中心とする準司法機関としてよりも、「行政指導」という“相対交渉を有利に運ぶためのお墨付き”を発行する機関として機能するだろう、ということについて述べました。...
View Article人権委員会の訴訟関与(人権擁護法案検討メモ―番外編その5)
<はじめに> 前回は、「人権委員会が収集した資料の閲覧謄写(法案第63条)の問題点」について述べました。今回は人権委員会が訴訟に直接関与する場合について考えます。<人権委員会の訴訟参加とは>第63条第1項...
View Article人権擁護法案検討メモ―番外編その7
お忙しい中、bewaadさまから丁寧なご指導をいただきました。本当にありがとうございます。拙ブログのエントリー群が“法案分析”と呼べる代物ではないことは承知していますが、拙ブログがBewaad Institute...
View Article人権擁護法案検討メモ―番外編その8
ちょいとバタバタしていたのと、考えが煮詰まっていたのとで、しばらくエントリーを更新することが出来ませんでした。 考えが煮詰まっていたというのは、「“行政委員会が信用できない”と言っているのに、なんで“司法は信用できる”と言えてしまうのか?」という問題に引っかかっていたからです。<「労働審判法」を手がかりに>...
View Article行政委員会委員等の任命に対する議会同意について
これは別に人権擁護法案の問題ではなく議会のあり方の問題なのですが、一応参考までに。[018/034] 154 - 衆 - 議院運営委員会 - 47号 (平成14年06月20日)○鳩山委員長...
View Article法は誰のものか
<はじめに> いつも拝見しているブログに「いい国作ろう!『怒りのブログ』」(まさくに氏)*1があります。新聞報道をベースに、主として行政の抱える病理について日々詳しく取り上げておられるのですが、その中で触発されるところがありましたので、少し書いてみたいと思います。...
View Article人権擁護法―私案検討メモその1
既に和尚氏*1とbewaad氏*2との間に議論の積み重ねがあり、今からだと後だしジャンケンになってしまいますので、私は和尚氏とbewaad氏との議論で触れられていない箇所について一応述べてみます。随時変更予定。「第一章 総則」関係(人権侵害の禁止)<法務省案> 第三条 何人も、他人に対し、次に掲げる行為その他の人権侵害をしてはならない。 一 次に掲げる不当な差別的取扱い イ...
View Article「公正・透明な手続を行うために1・2」(福田氏『漂泊言論』)にお答えして
拙ブログ「人権擁護法案検討メモ―番外編その8」に、福田さまからトラックバックをいただきました。ありがとうございます。<公正性について>...
View Article「川崎市人権オンブズパーソン条例」と人権擁護法案(人権擁護法案検討メモ―番外編その9)
“川崎市人権オンブズパーソン”については、和尚氏のブログ「ニヤリ」2005年4月4日付エントリー*1で取り上げられておりまして、私も少しコメントさせていただきました。取り上げられていた事案(以下 当該事案という)は次のとおりです。教員の暴言等による不適切対応<救済申立内容等> 被権利侵害者 小学校低学年の児童権利侵害者 担任教員相談者 保護者(児童の両親)救済申立内容...
View Article人権擁護法案検討メモ―雑感その2
え〜、「民主党案(人権侵害救済法)と政府原案(人権擁護法案)なら、どっちか」というお話が出ているようですが、「んなもん、どっちもダメだろ」 というのが私の変わらぬスタンスでございまして。理由は今まで縷々述べてまいりました通り。 「アレな案」と「ちょいマシな案」を並べてみせるというのが、“アジェンダ設定”なのかもなあと思う次第であります。<来し方>...
View Article法務省の人権擁護法案修正案について(人権擁護法案検討メモ―番外編その10)
今回は、法務省が明らかにした(とされている)人権擁護法案 修正(予想)案について検討します。 私は「白紙撤回の上改めて検討しなおすこと」が望ましいと考えておりますので、取り上げること自体を迷ったのですが、一応触れておく、ということで。...
View Article人権擁護法案検討メモ―番外編その10
<はじめに> ええと、自分のほうから問題提起をしておきながら、いただいたお答えを受け止めきれずアップアップしてしまいました。いや、問題提起の時点で既に一杯一杯だったんですが。 「“行政委員会が信用できない”と言っているのに、なんで“司法は信用できる”といえてしまうのか?」という私の問いかけに対して、bewaadさまからいただいたお答えがこちら。Bewaad Institute...
View Article裁判は、誰が担当しても同じようでなければならないのか
まあ全然更新していなかったわけですが。 下書き程度の文章(「公表制度の問題点」とか「メディア規制“だけ”通さないか―奈良女児殺害事件から―」とか、他いくつか)は溜まってきているのですが、なかなか公にする気になれないわけでして。正直なところ、人権擁護法案をめぐる議論の不毛さにウンザリしてきたので、今回は人権擁護法案とは直接関係のない(でも間接的には関係のある)話題を、メモ書きとして少し。...
View Articleある無罪判決
<解放同盟全国連支部幹部に無罪=恐喝で起訴「相当な権利行使」−大阪地裁>従業員を解雇した印刷会社に押し掛け「部落差別」と抗議し、現金を脅し取ったとして、恐喝罪に問われた部落解放同盟全国連合会寝屋川支部の支部長滝口敏明被告(69)ら幹部4人に対する判決が25日、大阪地裁であった。西田真基裁判長は「会社側に理不尽な対応があり、社会通念上相当範囲内の権利行使だった」として、4人にいずれも無罪(求刑懲役2年...
View Article「対案」が出てくるらしい。
人権委の権限縮小検討 自民反対派、党内調整へ 政府の人権擁護法案に反対する自民党議員でつくる「真の人権擁護を考える懇談会」(会長・平沼赳夫前経産相)は27日午後、党本部で開いた会合で同法案の対案づくりについて詰めの協議をした。来週から党執行部との調整を本格化させる方針。...
View Article「対案」に期待できるのか
「真の人権擁護を考える懇談会」の座長をおつとめになられている古屋圭司衆議院議員のホームページに、次のような一文がありました。日本の自由と民主主義を守るために(マンスリーIIC 6月号インタビュー)平成17年6月1日http://www.furuya-keiji.jp/activity_diet/17_06_01.html...
View Article事例2題(6月23日追記あり)
前エントリーでも少し触れましたように、人権擁護法案は司法制度改革の一環として位置付けることができますし、また、差別事象に対する簡易迅速な救済制度が人権擁護法でなければならないというわけでもありません。 司法制度改革といえば、今年の4月1日から改正行政事件訴訟法が施行されました。 このうち、新設された「仮の義務付け」(行訴法37条の5)について、少し述べてみます。「仮の義務付け」とは...
View ArticleMusical Batonがやってきた
若隠居さんから“Musical Baton”が回ってまいりました。 音楽に関する4つの質問に答え、さらに5名の方にトラックバックせよとのこと。詳しくはこちらをご参照ください。絵文禄ことのは さま音極堂茶室 さま では、私めも回答させていただきます。1."Total volume of music files on my computer(今コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量)"A....
View Article先送り。あくまでも先送りに過ぎませんが。
とりあえずメモ。 人権擁護法案の今国会での提出が見送りになったそうです。(Sankei Web 速報より) そりゃこのタイトな政治日程で、また郵政で与党内に不協和音が鳴り響いてるときに、わざわざ対立軸を増やすことはないですよねえ。 私は人権擁護法案に反対ですから、どのような理由にせよ拙速な国会提出が行われなくなったことを歓迎します。...
View Article再開
一身上の都合から、日記の更新及びコメント欄管理がままならなくなりましたので、一時休止しておりましたが、本日よりぼちぼち再開したいと考えております。 さて、休止中には総選挙があったりイラク派遣延長があったり教団改名があったりと、なかなか慌しかったのですが、ここでは「井上薫判事不再任問題」について少し考えたいと思います。はじめに...
View Article井上判事再任問題・2
前回のエントリーで「井上薫判事問題」について、思いつくままに書き綴りましたところ、お読みになった方から「もう少し丁寧に書いたほうがいい」とのアドバイスをいただきましたので、再度本問題について書きたいと思います。「再任」とは何か まず、裁判官の「再任」について概観します。...
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